[ 2015-10-14 掲載 ]
上海市内のタクシー料金体系が11月1日から変わり、ミニバンタイプのフォルクスワーゲン「トゥーラン」の初乗り料金が、現行の14元から16元に値上がりすることがわかった。東方網が10月8日、関係者の話として伝えた。
新料金では、初乗りの3kmを超えた場合の追加料金がこれまでの1km2.4元から2.5元へ1角値上がり。渋滞などの低速状態で5分経過を1km走行とみなしていた計算方法も、4分経過で1km走行へ変更となる。
一方、これまで10km以上走行した場合に課していた長距離追加料金は、15km以上走行の場合に課金となり、10km以上15km未満の利用客には朗報だ。
この料金体系について、あるタクシー運転手は「普通に利用するぶんには今までとあまり変わらない。だけど、渋滞にはまったら料金は結構いくかもね」とコメント。また、大手タクシー会社「強生」に勤める別の運転手は「トゥーランの初乗り料金に差をつけたのがどうなるか、興味深い。初乗りで2 元の差を気にしてトゥーランを避ける人もでてくるだろうけど、恐らく2 元余分に出してでも快適さを求める人のほうが多いのでは」と語っている。
市の交通部門は、市内を走るタクシー計5万台以上のメーター交換には20日間ほどが必要とし、11月中旬までは市中心部と郊外とで新旧の価格体系が並存する見込みとしている。【解放網】
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