来る6月1日は、1925年に「子どもの福祉世界会議」にて制定された「国際子どもの日」。中国では「児童節」として祝われている。そこで今回は8月にかけて開催される、子どもまたは親子向けのイベント情報をまとめて紹介する。ぜひ子どもと一緒にチェックしてみてほしい。
ドイツ、ウクライナなど多国籍“エリート”団員からなるロシアの集団による、ピエロショー。不思議なマジックや目を見張る曲芸にフェンシング、ユーモア溢れるパントマイムなど、世界の子どもたちを魅了してきた多彩なショーを繰り広げる。
会場:上海保利大劇院 住所:嘉定区白銀路159号 料金:280、180、120元
カナダ、ドイツ合作の、重力をテーマにしたセリフ無しパフォーマンス。アクロバティックな動きとハイテクビデオ投影によって、舞台上の重力の向きが変わってしまったかのように見せる。不思議な設定に、子どもたちの知的好奇心も刺激されそうだ。
会場:上海大劇院 住所:黄浦区人民大道300号 料金:300、200元
仏のシンガーとミュージシャン3人による、アットホームな雰囲気の仏童謡ミュージカル。「セーヌ川の歌」などの名曲で、パリとその近郊を巡る旅を表現。子どもの視点をイメージした暖かみあるセットも必見だ。1m20cm未満の子どもは入場不可。
会場:東方芸術中心 住所:浦東新区丁香路425号 料金:380、300、220、120元
古代ギリシャの叙事詩「オデュッセイア」を元に作られた、英国発の生演奏付きライブアニメーション公演。緻密なイラストが描かれた紙のパーツをリアルタイムで操り、カメラでスクリーンに投影する。幾層にも重なった紙からなる画は壮観だ。セリフなし。
会場:上海大劇院 住所:黄浦区人民大道300号 料金:300、200元
日本の「劇団飛行船」による、人気キャラクター「ちびまる子ちゃん」の着ぐるみミュージカルが上海に登場。学芸会で上演するシンデレラの劇をめぐって、まる子はじめおなじみのキャラクターたちが笑えて泣ける物語を繰り広げる。セリフは中国語。
会場:上海児童芸術劇場 住所:黄浦区苗江路800号 料金:480、380、280、180元
カナダの劇団による、エリック・カールの名作絵本を元にした人形劇。特殊な光で人形を背景から浮き上がらせ、絵本の世界を鮮やかに表現する。「ちいさなくも」「ごちゃまぜカメレオン」合わせ計3作を上演。日本でも公演経験あり。セリフは中国語。
会場:上海児童芸術劇場 住所:黄浦区苗江路800号 料金:480、380、280、180元
ポルトガルのコンテンポラリーダンス集団、アルマダダンスカンパニーによるダンス劇。工場で作られたアルファベットたちにひょんなことから生命が生まれ、個性豊かに踊りだす。アルファベットの学習にも役立ちそうだ。英語セリフ、中国語字幕付き。
会場:東方芸術中心 住所:浦東新区丁香路425号 料金:420、320、220、120元
中国の人気魔法少女アニメシリーズ「巴啦啦小魔仙(バララシャオモーシェン)」のミュージカル。魔法戦士姉妹の凌美琪と凌美雪が、魔法世界の主、魔仙女王の誕生日パーティーでトラブルに巻き込まれる。不思議な魔法を表現する光の演出にも注目。
会場:上海大劇院 住所:黄浦区人民大道300号 料金:580、380、280、180元
マシュマロで作るデコレーション「マシュマロフォンダン」をあしらったカップケーキ作りが体験できるイベント。創作スイーツを得意とする、静安エリアのスイーツショップ「芸味屋」のパティシエ、秋珈心が指導する。大人1人、子ども1人のペアで参加可能だ。料金は博物館チケット代、材料費込み。
会場:震旦博物館1階カフェ 住所:浦東新区富城路99号
料金:278元/組 電話番号:021-5840-8899(内線608)
陸家嘴の「上海環球金融中心(SWFC)」が毎月第3または第4週末に行っている、子ども向けイベント。「こども館長」「こども銀行員」など入居テナントとコラボした職業体験に、DIY体験などができる「ワークショップ」、屋外農園で野菜の収穫ができる「農業体験」など盛りだくさんの内容だ。予約はHPにて受付。
会場:上海環球金融中心2階円形広場 住所:浦東新区世紀大道100号 料金:無料
電話番号:021-3867-2278、familygarden@mori-building.com URL:www.swfc-shanghai.com